小上がりを原状復帰できる方法でDIYする記事を書きましたが、今回は原状復帰しなくてもいいという場合に、どのようにすればより簡単に材料費を抑えつつできるのか?
を考えます。
後付け小上がりは原状復帰が絶対にできないということはないので、ためらっている方も思い切ってDIYしてみてはいかがでしょうか?
小上がりの土台の作り方
我が家の小上がりは、部屋の壁に基礎となる木材を固定するために枠を取り付けました。
そして一人暮らしをしているときに使っていたシングルベッドのフレームを小上がりの土台に活用しました。
原状復帰は考えていませんが、万が一原状復帰したくなったら壁に取り付けた枠と土台の収納部の仕切り板(床にビスで固定)を取り外せばいいだけです。
私的に、より簡単な方法から順番にご紹介していきますね!
あくまでも「私が簡単と感じる順番」なので、人によってはそうではない場合もありますが…。
小上がりの簡単土台作りその1 板で土台を作る
板で収納の仕切り兼土台を作る方法は、使う材料が少ないので簡単にDIYしたい方におすすめ!
壁側になる板は壁に固定します。
ただ、広い小上がりは真ん中に補強の板を付ける必要がある場合もあります。
我が家の小上がりの収納の仕切り板は一部この方法で固定していますよ。
小上がりの簡単土台作りその2 箱を土台にする
「箱をいくつか置いて土台にする」方法です。
その1は底板がなくて床が見えていますが、こちらは箱なので底板があります。
なんとなく床に直接モノを置きたくないな~という場合はこちらがおすすめです。
カラーボックスを並べる方法に通じるものがありますが、箱からDIYする場合は好きなサイズで作れるのがメリット。
収納したいもののサイズに合わせた箱を幾つか作って土台にするだけです。
長いものを収納したい場合は箱のサイズを変えましょう。
箱どうしはビスやボルトで繋いで、壁に固定する箇所もビスで固定すればずれたり動いたりする心配はありませんね。
もっとシンプルにするならば、下の画像のように板に切り込みを入れて、その切込み同士を組み合わせて箱状にします。
この画像のような本棚を寝かせて土台にすればとても簡単ですね。
小上がりの簡単土台作りその3 角材で基礎をつくる
いちばんよく見かける小上がりの土台はこの方法で作られているようです。
下の画像のようにします。
横板を壁に固定すればガタついたりする心配はありません。
箱や既製のカラーボックスなどを組み込むのもいいですね!
床板を取り付けて完成!
土台ができたら床板を乗せます。
人間が乗るのである程度の強度が必要です。
我が家は15ミリ厚のシナベニヤを使っていて、その上に置き畳を乗せています。
小上がり下の収納を引き出し式にする場合は、床は土台にビスで固定してしまっていいのですが、床をフタにしたい場合は、フタを持ち上げられるようにビスで固定はせず、乗せるだけです。
私は下の画像のようにフタを持ち上げやすいように収納部の板をカットしました。
小上がりは大物DIYなのでうまく出来なかったらどうしよう…という不安もありますが、とにかく土台を作って板を乗せれば何とか形になります。
ぜひ挑戦してみてくださいね。
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