タチカワのロールスクリーン 外し方と生地交換方法 好きな生地でDIY♪

我が家のダイニングのロールスクリーンは、新築時に取り付けてもらったタチカワのもの。
もう20年ずっと使っていました。

一度も洗濯したことなく。
だって生地が取り外せるなんて知らなかったし。

でもこの度、サンゲツさんのカーテン生地のモニターに当選したのをきっかけに、ロールスクリーンの生地を自分の好みに作って交換しました!

そもそも、「タチカワ」や「ニチベイ」といった大手ブランドのロールスクリーン生地を自分で交換なんてできるの?という疑問がまず湧きましたが、ネットで調べて見るとどうやらできるらしい…。

らしいって。。。

でもまぁ、汚れた生地を使っているより、まずはやってみよー!!

ということで、不安はありましたが我が家のプルコード式ロールスクリーン生地の交換にチャレンジしてみることに。

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タチカワのロールスクリーン外し方と取り付け方

ロールスクリーンの外し方・取り付け方はブラケットの種類(製造時期)によって違います。
タチカワブラインドのHPにブラケットの種類ごとの取り外し方があります。

天井付けのロールスクリーンの外し方

我が家のブラケットは下の画像のようになっていて、四角いツマミを右側に押すように動かすと、ブラケットが回転します。
ブラケットは左右と中央の3カ所にあります。

回転することでブラケットの爪がロールスクリーンのフレームから外れるようになっていますので、スクリーンをもう片方の手でしっかり支えておかないと落っこちてしまいます。

天井付けのロールスクリーンの取り付け方

取り付け方は、外した時の逆の手順で。

ブラケットが曲がっていたら真直ぐにして、奥の爪にロールスクリーンのフレームを引っ掛けます。

引掛けたらフレームの手前を上に押し付けるとカチッとハマります。

ロールスクリーン生地の外し方

窓からロールスクリーンを取り外したら、次は生地を外します。

生地は生地押さえというプラスチックの平たい部品で押さえられているのですが、ちょっと力を入れて端から引っ張るとローラーパイプから簡単に取ることができます。

この時、生地押さえがどのように生地を押さえているか、生地の裏表などよく確認しておきましょう。
わかりやすく絵にするとこんななんですけど。わかりにくいかな?

この生地押さえも取っておきます。
上の画像では分解されてますが、分解しなくてもマイナスドライバーの先などでローラーパイプの溝から取り外すことができます。

これで準備完了~♪
あとは新しい生地を縫って取り付けるだけニャ!

ローラーパイプを扱うときに注意すること

注意!スプリングを解除しない

我が家のようにプルコードタイプのロールスクリーンは、プルコードを少し引っ張ると巻き上がるようになっています。

これはローラーパイプ内にあるスプリングが働いているから。
ですが、私はそんなこととは知らず、生地を外すときにローラーパイプを回してしまって、スプリングが解除されてしまいました。

そうなんです、パイプをクルンと回しちゃうとスプリングが解除されてしまうんです。
ほんのちょっとくらいなら大丈夫みたいですが。

うっかりパイプを回したら、ローラーパイプが勝手にクルクルクルクル・・・・・と回転しはじめて「なんだ???」と思ったら、これがスプリングが解除された状態だということに後で気付きました。

スプリングが解除されるとプルコードを引いても巻き上がりません。

でも、解除されても簡単に直すことができるので、それほど慌てることもありません。
タチカワロールスクリーンのスプリング調整方法はこちらを参考にしてくださいね。

ロールスクリーン生地をハンドメイド

今回使ったのはサンゲツのカーテン生地です。
2種類の生地をモニターさせていただいたので、この2種類を組み合わせてロールスクリーンの生地にすることにしました。

この生地は楽天でも購入できます。
北欧柄でとても爽やかな雰囲気。

ロールスクリーンの生地を作るときの注意点

ロールスクリーンは生地を巻き上げるときに、厚みが均一でないとキレイに巻き上がりません。
なので、生地を縫い合わせるときは注意が必要です。

本当は下の画像のようなデザインにしたかったのですが、こうすると左右の生地の繋ぎ目で縫い代ができてしまい、その部分が巻き上げたときに厚みが出てしまいます。


それほど気にならないかもしれないし、すごく目立つかもしれない…よくわからないので、危険は回避することにしました。

そして、最終的にこのようなデザインにしました♪
これなら、縫い代の厚みは横に一直線になるので巻き上げても問題なさそうだと思いました。

用意するもの

モニター当選した2種類の生地はそれぞれ巾150センチ・長さ200センチで、これを使います。
他に用意するのは以下のもの。

■ミシン糸
一般的な厚さの生地を縫うのに適したシャッペスパン60番がおすすめです。

■ピケ
布のほつれ止めの接着剤のようなもの。
洗濯、ドライクリーニングにも耐えるそうですよ。

ロールスクリーン生地の作り方

ロールスクリーン本体と生地を取り外し、デザインが決まればあとはとっても簡単!

 1  取り外した生地を測る

今まで使っていたロールスクリーンの生地のサイズを測って同じサイズで作ります。
窓の内寸が縦120センチ・横164センチに対し、取り外した生地の大きさは縦140センチ・横160センチでした。

 2  生地をカットする

縦140センチ・横160センチに縫い代を含めて生地をカットします。
カーテン生地は150センチ幅なので、普通に使うと幅が足りなくて繋ぎ合わせなくてはなりません。
でも、つなぎ合わせたくないので通常縦に使う生地を横使いしました。

 3  生地を縫う

はい、ぜ~~んぶ直線なので、直線縫いです。
取り外した生地を参考に、同じようにミシンでダダダーっと真直ぐ縫うだけ、簡単です!
でも、生地の繋ぎ目は本当に真直ぐ縫わないと見た目が悪くなっちゃいますので、ここだけは丁寧に。

だけど真直ぐ縫うってものすごく難しいんです。
そこでおすすめアイテムがあります。
それがマグネット定規です。
ミシンの針板の上にポンと置くだけで、一定の縫い代幅で縫えちゃう優れもの。

上は縫い代1センチを三つ折り、下は縫い代8センチで下の画像のようにウエイトバーが通るように縫います。

2種類の生地の繋ぎ目はできるだけ縫い代を少なく、端はロックミシンかジグザグミシンをかけ、さらに縫い代に抑えミシンをかけます。
こうしないと、巻き上げるときに縫い代が引っ掛かってスムーズに巻きあがりません。

 4  両端の処理をする

ロールスクリーン生地の両端は切りっぱなしになっていて、そのままだとほつれてきます。
生地の ほつれ止めピケを使いました。

端っこに塗り塗りして乾くまでしばらく放置。
絶対にほつれないわけではありませんが、上げ下げするくらいなら全く問題なし。

 5  生地にアイロンをかける

仕上げにアイロンをかけてピシッと!

完成だにゃー!!

ロールスクリーン生地の取り付け方

さあ、新しいスクリーンができましたので、いよいよローラーパイプに生地を取り付けます。

生地押さえとローラーパイプに生地を挟み込みます。
下の画像の要領で押し込むように。

ウエイトバーを取り付け、プルコードを真ん中にセットします。

これだけです。簡単♪

生地がセット出来たら、あとは本体をブラケットに取り付けて完了です。

イメージがガラッと変わって新鮮( ´∀` )

好きな生地でロールスクリーンDIYまとめ

最初はタチカワのロールスクリーンを好きな生地に交換するなんてできるかどうか不安でしたが、思ったよりずっと簡単にできました。

なんたって、直線で縫うだけですからね~!
布1種類だけで作るなら上と下を縫うだけでできちゃいます。

次は元和室の掃き出し窓に付いているダブルスクリーンの生地を変えたいな♪と思っています。

ロールスクリーンの生地を変えたいという方の参考になればうれしいです。

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