1月22日の手術の翌日、酸素マスクが外れ、2日目の24日、尿道カテーテルが取れました。
続いて翌25日、肛門カテーテルと背中からの痛み止めの点滴が外れました。
管が外れるたびに看護師さんが「よかったですね♪身軽になりましたね」って言ってくれて嬉しかったです!
お腹は点滴してるうちは全然痛くなかったのに、外して少しすると痛みが出てきました。
でも我慢できる範囲、飲む痛み止めは必要なさそうです。
検査手術のときは点滴の痛み止めなかったから痛くて毎日ロキソニンと胃薬貰って飲んでたのに…点滴ブラボー!
でもお尻の痛みは少し良くなってきたけど相変わらずで熟睡できません。
看護師さんが塗り薬をくれました。
これを塗ったらかなり痛みが和らいで、こんなにいい薬があるならもっと早く教えてよ〜と思いました。
そして、肛門の方は少しの間オムツすることになりました。
外科の先生が「いいですか?!ふんばらない、ガマンしない、でお願いします!」と何度も言ってて笑っちゃいました。
ですよね〜、大腸15センチちょん切って繋げてあるんだもん。
この日からお茶、水以外の水分が摂れるようになりました。
食事の時間には粉のスポーツドリンクみたいのを水に溶いて飲みます。
10秒で食事終わります。
他の栄養補給は点滴で。
右側の小さい点滴、こんな生クリームみたいな真っ白な点滴初めて見た!
これは「アブラ」だそうです。
アブラ点滴する日が来るとは…。
急遽、大腸内視鏡検査
手術から5日目の27日、この日は主人の誕生日。
入院なんかして何にもしてあげられなくてちょっと申し訳ない気分になりました。
朝、看護師さんから「急遽内視鏡検査になったよ〜」と告げられました。
まだ寝ぼけてたのか、内視鏡?へー…くらいにしか思わなかったけど、内視鏡とは??あれか!腹水溜まってるときにもう二度とやりたくないって思ったアレか!!と思い出し、やや憂鬱に。
でも、今回は術後の吻合部を診るための検査なのでそれほど時間はかからず、痛みもありませんでした。
吻合部はとてもきれいだったそうで、普通より早く流動食を始められました。
外科の先生が「2日おまけですよ。繋いだところすごくきれいだったから」と言って下さり、やっぱ外科の先生神だわー!と感動しました。
まだ30代半ばくらいの若い先生なのに。
やっとポカリもどきが終わって、この日の夕食から流動食が始まりました。
重湯と具のないお味噌汁、1週間ぶりの食事?だけど、やっぱり病院の重湯と味のうっっすい味噌汁は無理だった…。
2口でギブアップでした。
翌28日の朝、周ってきた看護師さんが、重湯が飲めないようならスープにしてもいいか先生に聞いてみると言ってくれて、お昼からスープになりました〜♪
見事に水分ばっかりです。
なかなかシュールですね。。。
この日、おへその右側に付いていたドレーン(お腹側に繋がっていた)が外れました。
そして、手術から丸一週間の29日には左側のドレーン(背中側に繋がっていた)も外れ、残るは点滴のみ。
この点滴も夜にはすべて終わり、30日には切ったところを留めていた針も抜いてもらい、シャワーができるようになりました。
そして部屋も個室から大部屋になり、すこぶる順調な回復ということで、2週間の入院予定でしたが、2日早く退院できることになり、晴れて2月1日に退院しました!
入院中は先生方、看護師の皆さんに本当にお世話になり、ちょっとだけ退院するのが寂しくなりました。
このコロナ禍で医療従事者の方々は本当に大変だと思います。
でもどんな時も、優しく丁寧に対応してくださり、雑談の中からも私のちょっとした困りごとに気付いて解決してくださいました。
管一つ抜くのも先生や看護師さんにとっては日常のことで、ともすれば雑になってしまいがちなのに、患者の立場に立って「これから抜きますよ。痛くないですか?もう少しですよ〜。」と声を掛けながらの作業。
この病院でいくつかの科にかかり、何人もの先生、看護師さんに出会ってきましたがみんなが優しいのです。
本当にこの病院にかかってよかったと思います。
これからまた抗がん剤治療もあるので、まだまだお世話になります!
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