卵巣がん治療費 初診から入院・手術・抗がん剤の費用とがん保険のこと

安定のお久しぶり感(;´∀`)

一度に2つのことできない私はここ数か月はYouTubeと、それに絡めて動画編集の勉強を頑張っておりました。

動画編集の勉強についてはまた別の記事で語ることにして、この記事では今までにかかった卵巣がんの治療費について書きますね。

これについてはYouTubeでも1円単位で詳しく公開しているのでよろしければご視聴いただけると嬉しいです♪

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卵巣がん治療の医療費 初診から診断まで

現在かかっている総合病院の前に、職場近くの胃腸内科にかかっていました。
そこでは、お腹の不調で大腸内視鏡検査をし、少し大腸に炎症があるけど…という感じで特定の病名の診断は付きませんでした。

薬を半年ほど飲んでいったん症状が落ち着いたものの…
詳しくはこちらをご覧ください↓↓

現在の総合病院の初診時からの金額になります。(すべて税込です)

初診料        5,500円

大腸内視鏡検査   21,180円

胃カメラ検査      8,070円

CT画像診断      7,850円

その他検査・診察料   3,160円


合計        45,760円

※YouTubeではCTはその他検査に含めてあります。

 

初診料(正確には保険外併用療養費)は紹介状があれば不要ですが、私は紹介状がなかったので支払いました。
紹介状を持っている場合の初診料はよくわかりません。

症状によって検査内容は変わってくるのですが、私の場合は下痢、腹痛、胃の辺りの張りを訴えたら、大腸内視鏡と胃カメラ検査となりました。

その結果、大腸と胃には異常がなく、次に行ったCTで卵巣がんが発覚しました。

卵巣がん 検査手術・入院にかかった医療費

CTの検査結果を外来で聞きに行った日、腹水と胸水がかなり溜まっているということですぐに入院になりました。

予定では腹・胸水を抜くためにとりあえず3日くらい入院して、その後確定診断のための手術をするということだったので、3日+7日の入院で済むはずでした。

しかし、3日では水は抜けるどころかどんどん出来て、結局手術後まで継続して15日間の入院になったので高くついてしまいました…。

しかも個室・・・。

私が実際に支払った金額       216,828円

高額医療費保険者負担分
(職場の健康保険から支払われた金額) 289,233円


合計                506,061円  

 

1日当たり5,500円かかった個室料金は健康保険では保障してくれないので自己負担になります。

大部屋なら自己負担金額のうち5,500円×15日分(82,500円)が不要だったわけですが、ずっと体がしんどかったので個室でよかったです。

月をまたいでの入院は避けたい!その理由とは?

高額療養費(または限度額認定)は入院と外来で分けて計算されるので、同月内で入院と外来それぞれに高額な医療費がかかった場合、2回分の限度額を支払うことになります。

「月またぎの入院は高くなるのでしたくない」なんて患者側からなかなか言いづらいですが、大切なお金のことなので主治医に相談してみるのもありかも。

調節してくれる場合もあるかもしれません。

卵巣がん 腫瘍摘出手術にかかった医療費

卵巣がんにはいろんな型があって、手術で直接腫瘍の組織を採りだして検査をしてみないとどういう型で悪性なのか良性なのかなどの判断ができないそうです。

検査手術の結果、腫瘍を摘出した方がいいということになれば、摘出手術が行われます。

また、腫瘍の大きさ等によっては、摘出前にある程度腫瘍を小さくするための抗がん剤治療を数回する場合もあります。
抗がん剤治療にかかった医療費については後述します。

摘出手術の入院は13日間でした。

しかもまた月またぎ(2日だけ)・・・(´;ω;`)ウゥゥ

私が実際に支払った金額       137,738円

高額医療費保険者負担分
(職場の健康保険から支払われた金額) 488,640円


合計                626,378円

個室料金として5,500円が11日分自己負担に含まれています。

卵巣がん 抗がん剤・分子標的薬にかかった医療費

今現在、抗がん剤は終了していて分子標的薬治療となっています。

抗がん剤は全部で6回、分子標的薬は21回のうち9回終了しています。

YouTubeでは7月17日現在の金額ですが、その後の治療費も足してあります。

私が実際に支払った金額       456,202円

高額医療費保険者負担分
(職場の健康保険から支払われた金額) 594,394円


合計               1,050,596

払い過ぎた医療費が約2万円還付される予定なので、自己負担は2万減り保険負担は2万増えると思います。

抗がん剤(TC療法)と分子標的薬(アバスチン)の費用は?

薬剤の量は身長・体重で決まるようなので、参考までに…私の場合身長は155センチ・体重は43キロです。

卵巣がん治療に使う抗がん剤は私の場合パクリタキセルとカルボプラチン(TC療法)で、こちらは、通院治療で約2万円、入院になると約5万円です。

分子標的薬はアバスチンという薬で、体重10キロあたり100ミリグラム投与するらしく、1回あたり通院で約7万円です。

がん保険の大切さを実感!

健康保険で3割負担で済んでいるとはいえ、実際に支払った金額45万円!?

今後もアバスチンがあと12回あることを考えると、もう50万くらいは自己負担となります。

約100万です・・・ひゃくまんえん。。。

ですが、私、アフラックのがん保険に入っていたんです!

アフラックから振り込まれた保険給付金  1,611,000円
(がん保険と医療保険の合計金額)

実に、毎月の保険料の約17年分が受け取れた計算♪

ちなみに加入したのは卵巣がんと診断されるちょうど2年前です。
がん保険の保険料は、診断されてからは免除されます。

妹が乳がんになったこともあって、母からつよ~~く勧められて渋々入った保険が私を救ってくれました。

おかあさんありがとう❤

私のがん保険の保障内容

私がアフラックで契約したものと同じ条件のものは今はなくなって、アップグレードしたようです。

ちなみに私の保険は「生きるためのがん保険Days1」(当時の名称)で、女性特有のがんの特約付きでした。
それと同時に3大疾病に対応した医療保険にも加入しましたが、ここではがん保険のみの保障内容をざっくりですが載せておきます。

診断給付金      50万円

女性特有のがん手術  20万円

入院1日当たり     5千円

通院1日当たり     5千円

現在のアフラックの「生きるためのがん保険ALL-in」の場合は、診断給付金50万円の他に特定診断給付金が50万円支給されるみたいです。

また、抗がん剤治療を受けた月ごとに10万円が治療給付金として出るそうです。
これは私の保障にはない、とっても助かる保障です。

入院・通院は5千円と1万円のどちらかを選べるようです。

私の時も選べたのかな?
保険のおばちゃんのプラン通りに入ったのでよくわかりません(;^_^A

がん保険の選び方

がん保険では手術の保障も大切ですが、通院治療の保障の充実したものがおすすめだと私個人的には思います。

アフラックの例では診断給付金と特別診断給付金で、癌と診断された場合に合計100万円が給付されます。
ほとんどの入院と手術はこれで賄えるかと思いますが、通院で抗がん剤や分子標的薬の治療をする場合、通院1日5千円や1万円では1回2万円とか7万円とかする治療費は賄えません。

なので、がん保険は「治療給付金があるのか?ないのか?」ということにも留意して選ぶのがおすすめです。

卵巣がん医療費 まとめ

腫瘍摘出手術後も抗がん剤、分子標的薬治療の他に定期的に診察があるので、実際はもう少しかかっています。

例えばCT画像診断は術後3か月と、その後は半年ごとにあるらしく1回あたり約8,000円、血液と尿検査は検査項目によって1,000~3,000円くらい。

細々したものもぜ~んぶまとめると・・・

私が実際に支払った金額        856,528円

高額医療費保険者負担分
(職場の健康保険から支払われた金額) 1,372,267円


合計                2,228,795円

卵巣がんになるまでは健康保険証のありがたさを考えたことなんてあまりなかったけど、病気になって初めて実感しました。

そしてがん保険の必要性も…。

さいごに

今は二人に一人ががんになると言われています。
私は自分ががんになるなんて1ミリも思っていなくて(何の根拠か?)、母にがん保険を勧められた時もしばらくは無視していました。

でも、強引に保険のおばちゃんを我が家に派遣され、60キロも離れたところからわざわざ来てくれたおばちゃんの手前、断ることもできずに入ったんです。

それが今となっては本当にありがたくて。

給付金がなければ、仕事を辞めて治療に専念するどころか生活もままならなかったと思います。

特に40代、50代の働き盛りの方には考えてほしいな~と思います。
がんになってしまってから、「あ~。。あの時がん保険に入っていれば…」と後悔してもどうにもなりません(>_<)

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