卵巣がんのステージ、組織型を診断するための手術

胸水がある程度止まれば退院予定だった10月26日、2回目のCTの結果(10月23日に撮ったもの)がでました。

それによると現時点での診断は・・・

右卵巣癌疑い(ⅣA期疑い)

だって。

卵巣がんかもと言われた時より、「ステージ4」という文字がじわじわと襲ってくるような感じで、とても怖かったです。

でも、まだ手術したわけじゃないから確定ではありません。

抜いた腹水と胸水からは2回検査したけど癌細胞は見つからなかったということなので、ステージが早くなるかもという希望は捨てずにいようと思いました。

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卵巣がんの診断的腹腔鏡手術(審査腹腔鏡)

手術は10月30日。

前日はシモの毛を剃ってもらい、夜9時以降は食べるの禁止。
そして、手術当日は朝7時以降は水分も禁止。

手術は午後1時からでした。
手術室まで車椅子で移動し、手術台に上がりました。

手術台は温かい…というかむしろちょっと熱い?大丈夫かな?なんて思っているうちに口にマスクを当てられ、次に気付いたときには病室にいました。

時計を見るとちょうど午後5時。

「手術終わったの?」

痛くも痒くも熱くもないうちに終わってました。
K先生が主人に手術の説明をしていたような気がします。

結局、腹腔鏡手術の予定が腫瘍の位置とか癒着の具合で途中で開腹手術となったそうですが、おかげで腫瘍の3分の2近くを取ることができました。

手術時間は2時間3分。
出血量は1295ml。

麻酔から覚めるまで2時間くらいだったんだ~。

手術後のこと

午後5時にいったん目が覚めたのですが、すぐにまた眠ってしまいました。
「だいぶ寝たなー、夜中の2時くらいかな?」と時計を見るとなんとまだ午後9時!

ええーーー!!まだ9時なの?

お腹痛いし、それより口が乾きすぎて唾液が1滴も出ない…唇がガッサガサ…朝まで長いな~。

1時間おきに目が覚めて、看護師さんに口元を濡らしてもらったり体勢を変えてもらったりしながら長い長い夜が明けました。

やっと朝が来ても、朝ごはんが食べられるわけでも水分が飲めるわけでもなく、ガスが出るまでは食事も水分もお預け。

点滴のおかげでのどが渇くという感情は湧いてこないのですが、ガスが出ないことによるお腹の不快感はかなりのものです。

術後3日目になっても出ないので「もうこのまま一生オナラ出ない気がする…」とまで思い詰めました。

結局、座薬を入れてもらい何とか術後初めてのガスを出すことができたのです。

そして、手術から1週間後の11月6日、退院となりました。

組織検査の結果がこの時点でまだ出ていなかったのですが、9日の月曜日には出るでしょうということで、月曜日に外来受診して今後のスケジュールを決めることになりました。

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