おでんや卵サラダ、サンドイッチの具などいろいろな料理に使う機会が多い茹で卵。
茹でて殻を剥くだけ・・・なのですが、この「殻を剥く」という作業がクセモノだったりしますよね~!
ゆで卵の殻ってきれいに剥けないことが多くて、私もずいぶん試行錯誤していろいろ試してみましたが、これからご紹介する方法が
いちばん簡単!誰でも失敗なくできる
んです!
ゆで卵の殻がつるんときれいに剥ける茹で方
ゆで卵の殻をきれいに簡単に剥く方法としてよく知られているのが「茹でる前の生卵の状態のときに、殻にヒビを入れる」方法ですが、これはヒビを入れる加減が難しくて、上手く行けば確かにキレイにつるんと剥けるのですが、かなりの確率で茹でている途中で白身がはみ出してきちゃいます。
薄皮まで破らないように微妙な加減が必要なんですね。
他には鍋やタッパーに少量の水とゆで卵を入れ、蓋をして揺さぶって殻を細かく割る方法とか。
半熟卵でこれをやると、卵までぐっちゃりとなっちゃいます。
いずれも加減が必要ですよ~。
私のようなめんどくさがり主婦でも超簡単にできちゃう方法は!
沸騰したお湯に酢を入れてから茹でる
これだけなんです♪
酢を入れてお湯から茹でるだけにゃ!?
1. 鍋に卵が完全にかぶるくらいのお湯を沸かします
2. 沸騰したお湯に酢を適当に入れます ←テキトーって性格が出てる…
下の画像くらいの状態なら酢大さじ1くらいです。
3. 生卵を沸騰したお湯に入れます
4. お好みの固さになるまで普通に茹でます
4. 茹で上がったらすぐに氷水に浸して冷まします
この方法を知ってから半熟卵から固ゆで卵まで何度も作っていますが、殻むきに失敗したことは一度もありません。
ゆで卵の殻が剥きやすくなる茹で方のポイント
「酢を入れてお湯から茹でる」のが基本で、これだけでつるんと簡単に剥けるのですが、より安全策をとるためのポイントがもう一つあります!
それが「茹で上がったらすぐに氷水に浸して冷ます」ことです。
こうすることで、卵が収縮し、殻と薄皮の間にわずかに隙間ができて剥きやすくなります。
どうして酢を入れるだけで卵の殻が剥きやすくなるの?
卵の中には炭酸ガスがあり、この炭酸ガスの圧力により卵白と薄皮が殻にギュー―っと押し付けられています。
産みたての新鮮な卵ほど炭酸ガスが多く、時間の経過とともにガスの量は減っていくので卵の中からの圧力は弱くなります。
新鮮な卵ほど茹でたときに殻が剥きにくいと言われるのはこの炭酸ガスの圧力によるためです。
また、卵白pHという数値があって、新鮮な卵ほどpH値が低く(酸性度が低い)、産まれてから時間が経った卵はpH値が高くなります。
炭酸ガスは高pH値を中和する(酸性度を下げる)ために利用されることもあるので、ゆで卵をむきやすくするためには逆に酢を入れて酸性度を上げるといい♪ってことです。
ゆで卵の殻がつるんと簡単に剥ける方法まとめ
本当に酢を入れてお湯から茹でるだけでつるんと剥けるの??と半信半疑かもしれませんが、本当です。
酢と卵白pHの関係についてはもっと化学的に説明がつくのですが、普通の主婦の私には難しすぎるので端折っちゃいました。
そんな難しい話より、とにかくゆで卵の殻がつるんと簡単に、キレイに剥ければそれでいいんですよね♪
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