抗がん剤の副作用はたくさんありますが、中でも見た目にいちばん現れるのが「脱毛」です。
髪の毛、眉毛、まつげ、鼻毛…体中の毛という毛が抜けちゃうらしいです。
ただ個人差があって髪は抜けたけど眉は抜けなかったという人も。←私の妹がこれ。
眉毛抜けちゃうとホント人相変わるよね。
でも、もし抜けちゃったとしても付け眉毛なるものもあるので、イザとなったらそれを活用する手もあり!
抗がん剤治療を始めて2週間くらいすると脱毛が始まります。
抜け始めてから慌てなくて済むように、抜ける前に揃えておきたいものをご紹介します。
抗がん剤による脱毛に必要なもの
まずは必要なものからリストアップしてみました。
最低限、これだけあればなんとかなります!
- ウィッグ
- ウィッグスタンド
- ケア帽子
- 医療用インナーキャップ
- ウィッグ用静電気防止スプレー
医療用ウィッグ
いやいや、私はマルコメちゃんでも落ち武者でも気にせんわー!
というツワモノならいざ知らず、やっぱりウィッグは必要です。
働きながら抗がん剤治療をする方は毎日ウィッグを使うと思うので、質の良いウィッグがおすすめ。
価格は30万円ほどするものもありますが、10万円くらいのものでもかなり高品質。
私のおすすめはビューティフィットで、こちらは最高グレードのプレミアムリッチで85,000円(税別)ですが、一般的な30万円以上するものと同グレードなのだそうです。
私も試着してみましたが、毎日使うウィッグとして購入するならこれですね!
ただ、私のように休職中だったり専業主婦だったりと出掛ける機会が少ない方はお手頃価格のウィッグから始めてみるのがおすすめです。
私の場合は買い物は主人がしてきてくれるので、ほぼ通院のときしか外出しません。
頻度にして月に2~3回。だいじょうぶかな?こんな引きこもっちゃって。
なので、まずは低価格のウィッグを一つ買って、たま~~の外出時だけ使ってみることにしました。
もし、被ってる感が気になれば帽子でカバーすることもできます。
私はこちらのチョコラブラウンを購入してみました。
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お手頃価格でかわいいウィッグをいくつか揃えるのもいいかも。
楽天のLINEASTORIAのウィッグはかわいいものがたくさんありますよ。
ウィッグスタンド
ウィッグを被らないときの保管場所として、シャンプーしたあとに乾かすたときのため、ウィッグスタンドがあると便利です。
スタンドで保管することでウィッグの型崩れを防いでくれます♪
帽子スタンド・ウィッグスタンドして使える物をいくつかご紹介します。
私的にはこれが好み❤
プラスチックやポリプロピレン製のウィッグスタンドが多い中、こちらはスチール製。
見た目もシンプルでおしゃれだしかわいいですよね!
ケア帽子
家の中で過ごすときに必要なのがケア帽子です。
入院中なんかも使いますね。
髪がなくなっちゃた頭皮はデリケートですし、寝るときも被るなら綿100%のものがおすすめ。
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猫好きさんに!猫の肉球柄がさりげなく可愛いです。
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私が使っている外出用ケア帽子はこれです♪
まだ完全に髪が抜けきっていないときは、これだけ被って外出してました。
いらないTシャツやトレーナーで簡単に手作りもできます。
医療用インナーキャップ
ウィッグを買うとついてくるネットもありますが、ネットは髪がある場合に使います。
脱毛してしまっている場合はウィッグの下にインナーキャップを被ります。
ウィッグのずれを防いでくれるほかに、肌への負担を軽くし、汗を吸い取ってくれるので、ウィッグの寿命も延びますよ。
あと、髪の抜けている途中のときもこれを被れば抜け毛が落ちるのを防いでくれます。
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ウィッグ用静電気防止スプレー
人毛でも人工毛でもウィッグは静電気が起きやすいです。
そして静電気はウィッグの大敵でもあります。
シャンプー&トリートメントの後は乾かしてから仕上げにウィッグ用の静電気防止スプレーをしておくと静電気によるウィッグの傷みを防いでくれます。
他にもあると困らないものとしてはウィッグ用のシャンプーやトリートメンなど。
これはウィッグ専用じゃなくても、普通のものでOK。
ただ、ノンシリコンではなくシリコン入りのものを使うのが鉄則です。
ウィッグの場合はノンシリコンだときしんだり劣化が早まります。
これから抗がん剤治療が始まるよ…という方の参考になれば嬉しいです。
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