初めて本格的DIYしたのが洗面所。
前回、壁紙と床を貼り替えたところまで記事にしました。
洗面所DIY、次に取り掛かったのは洗面台のリメイクです。
新築時に選んだ洗面台は三面鏡で収納部分の扉がローズピンクのもの。
三面鏡はとても使い勝手が良くて気に入ってるのですが、なんでコレ選んだんだろう?と思う扉の色です。
まるで白雪姫の魔女の毒薬みたいな色(;・∀・)
この可愛くない洗面台をちょっとでも可愛くしたい!ということでDIYでリメイクすることにしました。
本当はこんな洗面台に総とっかえしたいのですが、今あるものを大切に。。。
洗面台リメイクDIY計画
我が家の洗面台は三面鏡なので後ろ頭の寝ぐせもチェックできるし、裏が収納になってるしで重宝してるのでそのまま使って、下半分をタイル風洗面台にしたいと思います。
洗面ボウルは上の画像のようなおしゃれなものにしたかったけど、きなこ夫が反対したので(まだまだ使えるからと)引き続き使うことにします。
洗面台の完成イメージと材料
ところでどうやってタイル洗面台にすればいいんだ…と散々考えて、既存の洗面台を囲むように木材でキャビネットを作って、タイル貼りの天板を合体させることにしました。
この天板は隣の着替え入れの部分までにして、下に着替え入れが入るようケースを新調します。
魔女の毒薬色の扉は外してパイン材でキャビネットとともに白くペイントして、天板は白いモザイクタイルにします。
・・・って言葉で書いてもイメージ湧かないので、絵にしてみました。
【完成イメージ】
【材料】
・パイン集成材(キャビネット前部・扉)
・杉集成材(カウンター・キャビネットの中)
・白いモザイクタイル 2.5センチ角 30 × 30センチのシート 4枚
・スライド蝶番 カップ径35ミリ 2組
・取っ手 2個
・タイル用目地材
・タイル用接着剤
・白いペンキ
・ビス
他にインパクトドライバー、ノコギリなど。
洗面台リメイクDIYの手順
向かって右側のキャビネット部分と、左側の衣類収納部分がタイルカウンターでつながるようにします。
各パーツを作る
1 天板部分を造る
モザイクタイルを貼る天板部分です。
洗面ボウルのところはカーブになっているのでピッタリ沿うようにノコギリで杉集成材をカットします。
手ノコは木目と同じ方向に切るときにすごく切りにくいので、ジグソーがあると楽ちんです。
2 キャビネット部分を造る
洗面ボウルの下のキャビネットはパイン集成材を使います。
横の上の方、段々になっているところは洗面ボウルの邪魔にならないようにこのように切ってあります。
洗面台の前の部分にカパッとはめます。
3 衣類収納部分を造る
向かって左側です。
ほとんど見えないのでこちらも杉集成材を使います。
4 ペンキを塗る
各パーツができたらペンキを塗ります。
扉も忘れずに。
ペンキは1回だけだとムラになるし木目が見えてしまうので2回塗ります。
各パーツを組み立てる
天板部分、キャビネット部分、収納部分の各パーツが出来上がったら組み立てていきます。
組み立てるというより、既存の洗面台にセットしていくという感じ。
1 キャビネット部分と収納部分をセットする
画像のとおりで、キャビネット部分(右側パーツ)をカパッとはめて、収納部分(左側パーツ)を洗濯機との隙間にセットします。
ちゃんと洗濯機の排水ホースを避けるようにしてあるのがポイント!
でもこれだとカパッとはめてあるだけなのでグラつきます。
なので、右側と左側のパーツを両面テープでくっつけます。
そして、既存の洗面台の左側面も両面テープでくっつけて動かないようにします。
2 天板部分を乗せる
モザイクタイルを貼る天板部分を乗せてビスで留めます。
天板にモザイクタイルを貼る
いよいよ洗面台リメイクDIYのメインイベント「モザイクタイル貼り」です♪
憧れのモザイクタイル、この可愛いタイルをどこかに貼りたくてとりあえずトイレの窓のところに貼ってみました。
とってもいい感じになったので、洗面台にも絶対使いたいと思って(*^-^*)
使ったタイルは、タイル通販 タイルオンラインさんの25ミリ角スーパーホワイト。
真っ白でつやつやで清潔感があります。
1 天板にタイル用接着剤を塗る
接着剤はあまり薄いとタイルがはがれたりするので、厚さ3ミリくらいがいいそうです。
スポンジケーキに生クリームを塗ってるみたいな感覚です。
2 モザイクタイルを貼る
接着剤を塗ったらモザイクタイルのシートを貼っていきます。
このようにタイルは薄紙でつながっているのでバラける心配はありません。
目地が均等になるってことです♪
この状態で接着剤が乾くまで、丸1日はこのままで。
3 タイル表面の薄紙をはがす
接着剤が乾くのが待ちきれず薄紙剥がしました(;´∀`)
薄紙は霧吹きで濡らすと簡単にはがすことができます。
4 目地を入れる
洗面所はカビとかが気になるので抗菌目地を使います。
粉になっているので、少しずつ水を足しながら手で混ぜます。
手が荒れるので、ホントは手袋をしたほうがいいです。
私の手はとても強靭なので平気なのですが。。
マヨネーズより少し固め、生クリームより柔らかめです。
速乾抗菌タイル目地材 家庭化学 1KG ホワイトを使いました。
この目地をタイルの上にビシャビシャと乗せて、手でタイルの隙間に入れていきます。
しっかり入れないと、空気が残って隙間ができてしまうので気を付けましょう!
横、前のタイルにも忘れず目地入れをして、このまま1時間ほど放置。
その後、固く絞った雑巾かスポンジでタイル表面の目地を拭き取ります。
3時間くらいで乾いてしまうので、その前にふき取りましょう~!
しっかりふき取ると、ピカピカのタイルが現れます。
すごいにゃー!
ぴかぴかタイルにゃ!!
モザイクタイル洗面台DIYの仕上げ
モザイクタイルも貼りパッと見、ほぼ完成しているリメイク洗面台ですが~。。
いやいや、扉付いてないし。
それでは完成に向けて最後の仕上げです!
取っ手・扉を付ける
魔女の毒薬色(←こんな色)の扉を撤去して、爽やかなホワイトの扉に付け替えます!
扉は厚さ1.8センチのパイン集成材です。
ペンキは塗ってあるので、取っ手を取り付けて、扉を取り付けるための金具を取り付けるための(ややこしや)加工をしていきます。
スライド蝶番という金具を使います。
スライド蝶番は家具の表から金具が見えないので、見た目がスッキリします。
また扉を取り付ける際に多少歪んでしまっても、扉の傾きや上下左右の位置が微調整できる優れモノです。
スライド蝶番には扉の開きかたによって3つの種類があります。
洗面台の右側が壁にくっ付いているので「全かぶせタイプ」のスライド蝶番を使います。
「全かぶせタイプ」にすると、扉を開くときに壁と干渉せずに開けることができます。
上の画像のような金具がスライド蝶番です。
右側の小さい金具を本体に取り付けます。
左側の金具は扉に取り付けるのですが、窪んでいる部分(カップ)を、扉に穴をあけてそこにはめます。
穴はフォスナービットというのをインパクトドライバーにセットして開けます。
はい!こんな感じで金具が付きました!
隙間にコーキングをする
既存の洗面ボウルと今回DIYしたモザイクタイルの天板の間に隙間があるので、ここにコーキング材を入れます。
マスキングテープで不要なところにコーキング材が付かないように養生します。
はい!コーキング終了!
モザイクタイル貼り洗面台DIY完成
ユニット洗面台をリメイクした「なんちゃってモザイクタイル洗面台」完成しました~!
左側の洗濯機との間には奥行50センチで3段の衣類収納ケースがすっぽり納まりました。
衣類ケースは半透明で中身がうっすら見えるのが気になったので、白いリメイクシートを貼りました。
扉にはウォールステッカーを貼ってみました♪
また、洗面ボウルと三面鏡の間はホーローの板が付いているのですが、そこにサブウェイタイル柄の壁紙を貼りました。
タオルを置くためのウォールシェルフも付けたよ。
明るくなったにゃ~♪
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